0歳は感性と好奇心を育むチャンス!

0歳は感性と好奇心を育むチャンス!


0歳児の赤ちゃんの感情と脳の発達は著しく、毎日できることが増えて、そんな成長を見ているととても嬉しいことですね。しかし、赤ちゃんはただ待てば発達するのではなく、感情と脳を刺激して発達が促されるのです。

はじめに知ってほしいことは、「赤ちゃんの発達は一人ひとり違う」ということです。

同じ月齢の他の赤ちゃんとの違いを比べて一喜一憂したり、育児本を読んで今の我が子の成長が遅いのではないかと心配するようなことがありませんか?

赤ちゃんは毎日成長しています。その成長のペースは一人ひとり違います。大人も同じように、初めてのことに取り組むとき、すぐにできる人もいるし、時間がかかる人もいます。

我が子のできたことに注目して、できたを一緒に楽しんでいただきたいです。

五感を刺激して感性を育てよう!



五感とは、「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」です。
例えば、おもちゃや絵本は「視覚」を、たくさん話しかけると「聴覚」を刺激します。

このように五感に刺激を受けた赤ちゃんは、表現力が身につき、想像力が高まり、感性が豊かになり、好奇心が育みます。この先のやる気や集中力を育てるためにもこの時期に五感を育むことが大切です。

言葉がけをたくさんしよう!



物事を表現する形容詞をたくさん使った言葉がけをすると、頭の中に蓄積され、後々気持ちを言葉にするてがかりにつながります。

【五感ごとに形容詞を使った言葉例】

形容詞は、「~しい」や「~し」で終わる言葉です。
五感を刺激されたときに感じる感情を言葉にしたものが多いからです。

・「空は青いね」(視覚)
・「音がきれいだね」(聴覚)
・「バナナは柔らかいね」(触覚)
・「ご飯がおいしいね」(味覚)
・「甘いにおいだね」(嗅覚)

0歳はまだお話ができないため、どのように話しかけたらいいのかわからないときは、目の前の風景などを実況中継のように伝えてみてください。

言葉の数はママの言葉がけに左右されると言われています。
たくさん話しかけた方が話し出すことが早くなり、語彙力にもつながります。

外に出かけて自然に触れさせよう!


公園や自然の多い場所へのお出かけもオススメ!

外に出ていろいろな自然を見せ、さまざまな草花や葉っぱのにおいを感じ、触れさせたり、遊んだり、たくさんの五感を刺激するものが見つかります。

春は桜やカラフルなお花、夏は緑がたくさん、秋は紅葉や落ち葉、冬は雪や枯れ葉、季節によって違う楽しみ方を見つけることができます。

室内でも五感を刺激するものがたくさん!


室内で五感を刺激する方法もたくさんあります。

例えば、童謡など音楽を聞かせたり、カラフルな絵本の読み聞かせ、色の違うもの・質感の違うものを触らせて違いを感じさせたり、ベビーマッサージをしたり、たくさん五感を刺激することが室内にもあります。


五感を刺激しても今すぐに違いは見えませんが、この先成長したときに差が出てきます。
ママに余裕があって、やってみようと思ったとき、できる範囲で大丈夫!
ぜひ、お子さんと一緒に五感を刺激しながら成長を楽しんでくださいね♪